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⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン速報

やたら管理人の趣味に偏った2chスレ紹介ブログです。

超王道ジャンル「メリーさん」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:09:17.44 ID:f9nn+qKU0
ピリリリリリリッ!! ピリリリリリリッ!!

青年「はい、もしもし?」

?『…あたし、メリーさん。いま、ゴミ捨て場にいるの』 ブチッ ツーツーツー

青年「…メ、メリーさん…だって?」

青年「ウ、ウソだろ!?あれ都市伝説じゃなかったのかよ!?」

ピリリリリリリッ!! ピリリリリリリッ!!

青年「…も、もしもし?」

?『…あたし、メリーさん。いま、公園にいるの』 ブチッ ツーツーツー




2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/07(月) 22:10:30.80 ID:OjYuIrpG0
後輩の女の子にいたずらでやられたことがある












3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:11:52.99 ID:f9nn+qKU0
青年「ち、近づいてきてる…!?本物なのか!?」

ピリリリリリリッ!! ピリリリリリリッ!!

青年「ダメだ!電話に出たら余計に近づいてくる!電話に…電話に出なかったらいい―――っ!?」

?『…あたし、メリーさん。いま、あなたのマンションの前にいるの』 ブチッ ツーツーツー

青年「なんだよ!?耳…いや、脳に直接声が響き渡る!?くそっ!どうしたら…どうしたらッ!」

ガチャガチャガチャッ!!

青年「ビクッ…ド、ドアの向こうに誰か…いる!?」




4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:13:55.99 ID:f9nn+qKU0
ピリリリリリリッ!! ピリリリリリリッ!!

青年「ちくしょうッ!!電話線…電話線を抜けば!」 ブチッ

ピリリリリリリッ!! ピリリリリリリッ!!

青年「ウ、ウソだろ…なんで鳴るんだよ!ど、どこから聞こえてくるんだ?この電話の音…」

?『…あたし、メリーさん。いま、あなたの家の前にいるの』 ブチッ ツーツーツー

青年「…き、来た…」




6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:16:05.96 ID:f9nn+qKU0
青年「ま、窓だ!窓から逃げないとっ―――っ!?」

青年「おいっ!!窓開かないじゃないかッ!?なんでだよ!くそ!」

ピリリリリリリッ!! ピリリリリリリッ!! ガチャ

青年「…き、切れた…?た、助かったのか…?よかった―――ッ!?」

?「…あたし、メリーさん。いま、あなたの後ろにいるの」

青年「えっ!?あ、あああああああああああああッ!!!!」

―――――
―――




7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/07(月) 22:16:40.20 ID:PVW4ybxQ0
死ぬんですね?わかります




8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:18:16.85 ID:f9nn+qKU0
-4月7日 昼頃-

業者「はいよ、今日の分だ。いくら不況って言っても空き缶拾いは関係ないだろ?
   最近数が少ねえじゃねーか、ああ?」

男「っせーな。調子が乗らねえんだよ。
  いーじゃねぇか、500円ありゃ1日生きることが出来る。
  今の俺にはそれで十分だ」

業者「お前らしいな。…ん?お前そのポケットに入れてるのは携帯電話か?」

男「拾ったんだ。最近は携帯電話から金が取り出せるんだろ?何かの役に立つかもしれねえからな」

業者「へっ、金なんて携帯の1こや2こじゃどうにもならねーよ。
   調子乗ってると、『メリーさん』から電話がかかってくるぜ?」

男「…メリーさん?」




10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:20:31.57 ID:f9nn+qKU0
業者「知らねえのか?都市伝説だ。
   メリーさんを名乗る少女から電話がかかってくるとな、殺されるんだよ。
   ま、いわゆるホラーだな」

男「俺みたいな根無し草の空き缶拾いでも女の子が電話かけてくれるんなら願ったり叶ったりだ。
  別に殺してくれて構わねーよ」

業者「くく、そうやって言ってるやつが殺されるんだよ。
   メリーさんはな、ちょっとずつ近寄ってくる。最後に自分の背後に現れる。
   そして振り返った瞬間―――鎌でバッサリ、だ」

男「アホらし、なんだよそれ。いるわけねーだろそんなやつ」




11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:22:37.79 ID:f9nn+qKU0
業者「ところでよ、お前はいつまでそうやってくすぶってるつもりだ?
   余生もこんなふらふらしたまま過ごすのか?ああ?」

男「ふん、俺にはもう家族も何もない。たった1人だ。
  俺の人生で得たものはこの孤独なんだよ」

業者「お前が人生で得たもの?単にお前がケツまくっただけだろうが。
   どうせ家族も大方捨ててきたんだろ?ああ?」

男「…ふん、どうせ俺のせいだよ」

業者「おっと、これは失礼。どうやら図星か。まあいい。
   せいぜい寂しい余生を空き缶拾いに費やすんだな」

男「いいさ…もう、俺は何も望まない」




12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:24:36.80 ID:f9nn+qKU0
-同日 夜-

男「ふあーあ、さてそろそろ寝床に帰るか。腹減ったな」

ブブブブブブッ!!

男「ん、携帯電話か?ああ、拾ったやつか。
  ふん、暇つぶしに出てやるか。ちょうどイライラしてたところだ、おちょくってやるよ」

男「はい、もしもし?」

?『…あたし、メリーさん。いま駅前にいるの』 ブチッ ツーツーツー

男「…は?いま、メリーさんとか言ったのか?」

男「………」

男「どういうことだ?駅前って…つーかこれって例の話のやつか?」

ブブブブブブッ!!




15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:26:37.69 ID:f9nn+qKU0
男「また…?」

男「はい、もしも―――」

?『…あたし、メリーさん。いま小学校の前にいるの』 ブチッ ツーツーツー

男「おいっ!ちっ…切れてやがる」

男「駅前から小学校の前って…こっちへ向かってきてるのか」

男「…あの話マジだったのか」

男「………」

男「俺を殺しに来るってか?ふん、面白いじゃねーか」




17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:28:38.04 ID:f9nn+qKU0
ブブブブブブッ!!

男「はいよ、今どこにいるんだ?」

?『…あたし、メリーさん。いま公園にいるの』 ブチッ ツーツーツー

男「了解。その公園脇の階段降りた高架下が俺の寝床だ。さっさと殺しに来いよ」

男「さて…もうすぐ来るな」

ブブブブブブッ!!

男「…よう、着いたか?」

?『…あたし、メリーさん。いまあなたの後ろにいるの』




18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:30:18.50 ID:zLWl8OrvO
了解ってwww




19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:30:39.90 ID:f9nn+qKU0
男「来たか。このまま振り返れば、俺を殺してくれるってか?
  いいぜ、バッサリやってくれ。もう俺には生きる意味などないからな――なにっ!?」

少女「………」

男「お、お前…む、娘かっ!?」

少女「………」 スゥッ

男「お、おい消えるなっ!待て畜生ッ!」

男「………」

男「ど、どーゆうこった!?あいつは、あいつは…」

男「俺の…俺の娘じゃないかっ!?」




20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/07(月) 22:32:40.80 ID:8oRbbjt0O
なん…だと…




21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:32:45.09 ID:f9nn+qKU0
-4月8日 朝-

業者「あん?メリーさんについてもっと教えろだと?」

男「頼む。どうしても…聞きたいんだ」

業者「ふん、どういう風の吹き回しか分からんがまあいい。
   あくまで噂だが、もともとメリーさんは『捨てられた人形』が『捨てた女の子』に復讐するホラーなんだよ。
   だから最初はゴミ捨て場から始まるらしい」

男「捨てられた…」

業者「そうだ。ただまあ最終的にどうなるかは分からない。
   昨日言った、振り返ると鎌で殺されるという話はあくまで派生した話だしな」

男「…(そういやアイツも鎌なんて持ってなかったな)」




23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:33:45.87 ID:v2beCdJKO
断言するー。

これはコピペブログ載る




25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:34:49.50 ID:f9nn+qKU0
業者「有名なところはそれくらいだな。あとはそこらへんのガキの方が詳しいんじゃねーか?」

男「そ、そうか…すまん」

業者「なんだお前らしくねーな。メリーさんが怖くなったのかよ?」

男「いや、そういうわけじゃねーんだがな…」

業者「くっくっく、じゃあついでにメリーさんを追い払う呪文を教えてやろう。
  あくまで噂だが、メリーさんが現れたらこう言うんだ。『お父さんだよ』ってな」




26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:35:34.59 ID:rXlIs2MY0
「あなたの家の前にいるのー」

「駅前にいるのー」

「青森にいるのー」

「サウスカロライナにいるのー」




28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:36:11.88 ID:5gPmA4XC0
>>26
なるほど、サウスカロライナに逃げたわけですね




29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/07(月) 22:36:51.51 ID:S5pMWhFB0
ダメだ、メリーさんが雛苺で再生されてしまう




31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:38:16.51 ID:zLWl8OrvO
>>29
別に雛苺好きじゃないのに俺もだ




34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:39:11.47 ID:318wDbO5O
メリーさん「雛苺なのー♪」




30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:36:55.38 ID:f9nn+qKU0
-同日 昼-

男「メリーさんは『お父さんだよ』という呪文で追い払うことができる…
  これってやっぱり…。しかし、もし娘がメリーさんだって言うのなら、もう…娘は…」

男「…いや。結論を出すにはまだ早い。この目で娘の安否を確かめればいいんだよ。
  あれは俺の見た幻であるという可能性もある!」

男「離婚して25年か…消息を掴むにはあまりに長い年月だ。だが…調べないと―――」

女「―――オトウサンッ♪」

男「っ!?」




33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:39:05.13 ID:f9nn+qKU0
女「あはははっ!びっくりしてるよこの人っ」

男「誰だお前は…女子高生、か?」

女「ひっどーいっ!私まだ中学生なんですケド?そんなに更けて見えます?
  本当に失礼なんだから!」

男「初対面でしかも年上の人間に向かってその口の利き方はないだろう?
  そっちの方がよっぽど失礼じゃねーか」

女「あら、女子中学生にお父さんって呼ばれてビクビクしてた薄汚い中年親父にそんなこと言われたくないんですケド?
  なんだかヤラシイなあ♪にししししっ」




35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:41:16.35 ID:f9nn+qKU0
男「ちっ、ガキのくせに調子に乗りやがって。俺はお前の相手をするほど暇じゃねーんだよ、行くぞ」

女「ねえねえ、オジサン職業はなぁに?」

男「ああ?援交目的か?だったら残念だな。俺は路頭を彷徨う無職だ。
  金ならねえよ」

女「へえ、結局惨めな人生を送ったんですねえ♪」

男「結局だと?お前なんぞに俺の何が分かるんだよ。やかましいガキだな」

女「知ってますよぉっ!奥さんと娘さんを捨てて逃げ出したんでしょ?」

男「…っ!?なんで…それを知ってる?」




36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:41:16.44 ID:hRRwKOSd0
――RRRRRRR…
男「はい?」
メリーさん「私、メリーさん…今、海岸にいるの…」
男「え、メリーさん…?嘘だろ……」

――RRRRRR……
男「……もしもし?」
メリーさん「わ、わたっ…しっガボッ…ゴボッ……今、海の上……ちょ、もう無理っ……」
男「……マグロ漁船に乗ってる俺に電話するから……」




38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:43:18.08 ID:f9nn+qKU0
女「さあて、何ででしょーねぇ。で、奥さんと娘さんは今どこに?」

男「知らねえよ、知ったことか」

女「ふーん、じゃあ奥さんと娘さんのこと、知りたい?」

男「な、なんだと!?」

女「あら?さっきまでの威勢はどこへいったのカナ?もう1度言いますよ。
  奥さん…あ、間違えた♪『元』奥さんと『元』娘さんのこと、知りたいんですか、それとも知りたくないんですか?」




40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:45:16.54 ID:f9nn+qKU0
男「…お前、なんでそんなことを…」

女「質問は許しませんよぉ?にししししッ♪どうです、聞きたいでしょう?」

男「ふん、デタラメ言いやがって!お前なんぞの話は聞かん。行くぞ」

女「あらららら、行っちゃった。もう!強情なんだからぁ」

女「クスッ…さぁて、どうなることやら?…ふふふっ」 




41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:45:30.32 ID:rnLkvjQI0
『私メリーさん、今駅前ロータリーに居るの』
「え?来るって連絡くれれば迎えに行ったのに、バスの路線わかる?」
『わかんない・・・』
「108系統のやつだよ、間違えないようにね」

『私メリーさん、今○○公園前にいるの』
「降りるバス停1つ早いよ、そっからだと10分くらい歩かないと」
『頑張る・・・』

『私メリーさん、今あなたの部屋の前に居るの』
「ごめん、ちょっとコンビニにメリーさんのためにおやつ買いに行ってる」
『シュークリームがいい、チョコのやつ』

『私メリーさん、今あなたの部屋にいるの』
「初めての一人旅、大丈夫だった?」
『私を誰だと思ってるの、メリーさんよ』




43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:47:13.67 ID:5gPmA4XC0
>>41
何だそのほのぼのはwww




44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:47:49.35 ID:rA3E46oGO
>>41
真紅の声で再生された




42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:47:13.48 ID:f9nn+qKU0
-同日 夕方-

男「ふうやっと着いたか。25年前、離婚した時は家も妻にくれてやった。
  今も同じ場所に止まっている可能性は薄いが…賭けてみる価値はあるな」

男「さてこの辺りのはずだが、自宅はどこだったっけなあ…
  お、あそこに人の良さそうなにいちゃんがいるな。聞いてみるか」

男「すみません」

青年「はい?」

男「このあたりに××というお宅があると聞いたんだが…知らないか?今もいるのかどうかは分からないんだけど―――」

青年「…あなた、何者です?」

男「は?何者?」




45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:48:15.60 ID:hRRwKOSd0
メリーさん「私、メリーさん…」
男「あのぅ…どちら様かの?」
メリーさん「ぇ、鈴木さんの家じゃ…」
男「わしゃぁ大貫じゃ…」
メリーさん「すみません、間違えました…」
男「ふぅ…なんとかやり過ごしたな」




46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:49:17.73 ID:f9nn+qKU0
青年「ですから、あなたは何者ですかと聞いているんです」

男「何者って…別に怪しい者じゃあ…ただ××という家に用事があってだな」

青年「…知らない、のですか?」

男「知らない?…何を?」

青年「何をって…あなたも興味本位で『死神の家』にやって来たんでしょう?」

男「し、『死神の家』だと…?」




48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:51:29.17 ID:f9nn+qKU0
青年「あなたのいう××さんというお宅はこの辺では有名な心霊スポット、通称『死神の家』です。
   あなたもそれと知って面白半分で来たのではないのですか?」

男「心霊スポットだと?どういうことなんだ?」

青年「本当に何も知らないのですか?
   18年前にその××さんというお宅で凄惨な母子惨殺事件があったんです。
   それ以来、その廃屋は心霊スポットと化して、今も佇んでいます」

男「母子…惨殺事件、だとぉ!?ち、ちょっと詳しく聞かせてもらえるか!?」




49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:51:32.23 ID:kg9wPIycO
ラリー「私ラリーさんwwwwwwwwwwあばばばばばばばばばwwwwwばばばばばばばばば


俺「死ね」

ガチャ


ラリー「あうあうあーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラリー「だっだーんwwwwwぼよよーんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラリー「メタミドホスが襲ってクラミジアwwwwwwwwwwwwwwwあばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


メリー「誰よあんた」

ラリー「古泉一樹です」




50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:52:16.19 ID:hRRwKOSd0
メリーさん「私、メリーさん…今貴方の家の前にいるの」
男「玄関から入れるか?」
メリーさん「無理っぽい…なにこのゴミの山…」
男「居間の窓から入ってくれ」
メリーさん「……なんか踏んづけた…」
男「なにを?」
メリーさん「……ゴキブリ」
男「……」
メリーさん「……もう帰る」
男「……あ、あぁ」




52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:53:01.95 ID:DKMd38720
メリーさん「わーうわーう!」

男「わーうわーう!」

メリーさん「もういいです」

男「はい」




53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:53:16.76 ID:0A+wIily0
メリーさん「わたしメリーさん。今あなたのうしろにいるの・・・」

男「俺、リチャード。今お前の前にいるんだ・・」

メリーさん「ぷ」

男「くくく」

メリー「うふふふふふふ」

男「あっはっは、変わらないな、メリー!」




54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:53:25.56 ID:f9nn+qKU0
青年「その廃屋には母親と娘の2人が住んでいたんです。
   どうやら離婚したようでね、あまり経済的に裕福ではなかったようですが…
   ある時母親は再婚を決意したようです」

男「………」

青年「だが、その再婚相手は闇金幹部で重度の大麻中毒者でね、手の付けられないほどの凶暴な男だった。
   それでも再婚を決意したのは経済的な理由でしょう―――再婚して数日後、事件は起きました」

男「………」

青年「その闇金幹部は庭にあった手入れ用の鎌で母子ともども惨殺したようです。動機は分かりません」




56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/07(月) 22:55:05.53 ID:kFXOG16H0
なんという鬱話……wktk




55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:54:30.09 ID:hRRwKOSd0
メリーさん「私、メリーさん…今日本にいるの」
男「だからなんだ…」
メリーさん「お願いだから早く帰ってきて…」
男「海外出張で今アメリカだ、早くても1週間後だ」
メリーさん「国際電話は高いからお願い……」




58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:55:39.14 ID:f9nn+qKU0
青年「闇金幹部はその後どうなったのか分かりません。
   捕まっていませんから今ものうのうと生きているのではないかという説があります。
   ま、とにかくそれ以来『死神の家』として畏怖されるようになったんですよ」

男「『死神』ってのは…なんなんだ?」

青年「事件が起こるずっと前から度々この家で、見たこともない少女の姿が目撃されていたそうです。
   その少女が『死神』で、不幸をもたらしたのではないか、と言われています」

男「『死神』の少女、だと…?」

青年「…一緒に、行ってみますか?」




59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:57:46.61 ID:f9nn+qKU0
-同日 夜-

青年「ここです。だいぶ風化していますが、呪いを恐れて当時のまま残されていますよ―――
   って何勝手に入ろうとしているんですか!?不法侵入ですよ!」

男「不法侵入じゃねーよ。俺は元々この家の主だったんだからな」

青年「あ、主…!?ま、まさかあなたは離婚した母親の…!?」

男「昔の話だ。だいたいアンタこそ誰なんだ?」

青年「まあ…いわゆるジャーナリストです。色々とこの廃屋にまつわる事件に興味がありまして、ね…」

男「ふーん。アンタもなかなか怪しいやつだ。まあどうでもいいけどな」

青年「………」




60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:58:30.75 ID:0A+wIily0
ブリーチの場合

メリーさん「いま、あなたの、」

メリーさん「うしろにいるの。」

一護「な・・・ん・・・だ・・・と・・・?」


ナルト

メリーさん「…今あなたの後ろにいるの」

ナルト「(・・・速い!)」

カカシ「今のナルトの後ろをああもたやすく・・・
     ・・・たいした奴だ・・・」




62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:00:58.62 ID:rA3E46oGO
>>60
なん…だと…
だろ?




66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:03:24.28 ID:0A+wIily0
>>62
じつは途中で区切るのは少ない




65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:03:07.12 ID:rnLkvjQI0
ワンピースの場合

「私メリーさん」 ドン!

「今あなたの後ろに居るの」 ドドン!




71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/07(月) 23:07:02.40 ID:kFXOG16H0
ジャガー

「今あなたの後ろに「そぉい!!!!」




61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 22:59:49.04 ID:f9nn+qKU0
青年「どうやって入るんですか?」

男「あの頃のままなら花壇の土に合鍵が隠してある…ほらな」

青年「どうやらあなたは本当に主人だったようですね」

男「ふん。で、その…惨殺現場とやらはどこなんだ?」

青年「居間です。母親と娘が再婚相手に殺されたんです…ってこんな話、ご遺族の方に…すみません」

男「構わん、25年も前に離婚したんだ。今更どうということは…ないさ」

青年「Mary…」




63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:01:51.97 ID:f9nn+qKU0
男「ん?今なんて言った?メリーだと!?」

青年「いえいえMary、マリーと言ったんです。
   犯人の再婚相手は大麻、つまりマリファナ中毒者だったんですけどね…
   マリファナは隠語でMaryと呼ばれることがありますから」

男「マリファナ…マリー…」

青年「それにしてもメリーに聞こえたなんて…何かメリーに心当たりでもあるんですか?」

男「いや…なんでもない」

青年「………やはりメリーさんに…」 ボソッ

男「ん?何か言ったか?」

青年「いえ、何もありませんよ…何も、ね」




64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:02:51.44 ID:Z6DW+vqU0
ざわ・・・
    ざわ・・・




67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:03:57.06 ID:f9nn+qKU0
男「それにしても…この家は封鎖されてるんじゃなかったのか?」

青年「はい、そうですけど」

男「にしては埃が年月を感じさせないな。まるで誰かが頻繁に出入りしているような…」

青年「心霊スポットですからね…興味本位の人間が出入りしている可能性はありますよ…
   あ、ボクあっち行ってきます」

男「そうか…ん?このソファの下に転がってるのは―――っ!?」

男「ち、注射器…?しかも…それほど古くはない…」

男「まさかこの家を出入りしているのは…!?」

男「ふん…もし見つけたら今度は俺が鎌で引き裂いてやるよ」




69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:06:06.11 ID:f9nn+qKU0
青年「今日は夜も遅いです。また調査されてはどうですか?」

男「そうだな、改めて明日にでも来るか」

青年「ボクはそこの安ホテルに泊まってます。アナタは?」

男「俺は野宿には慣れてる。その辺にいるさ」

青年「そう…ですか。何か色々事情がおありのようですが…?」

男「女に愛想尽かされた男の末路だ。アンタ指輪してるってことは既婚者だろ?気をつけろよ」

青年「もうすぐ娘が生まれる予定です…ま、気をつけますよ。それでは、また」




74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:08:15.65 ID:H2e5zPIcO
青年がマッガーレで脳内再生




75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:08:52.52 ID:f9nn+qKU0
男「アイツも娘も殺されてたなんて、な…離婚して、自暴自棄になってる内にそんなことになってなんて…」

男「やはり俺が離婚しなければこんなことには…俺のせいなんだろうか」

男「………」

男「…なんだろうな、この感じ。どうにも腑に落ちない。
  どうして俺はこれほどまでに衝撃的な事実を知ったばかりなのに、平然としていられるんだろうか」

男「…俺も冷たくなったもんだな」

女「やだー♪老人に近いおっさんが一人言ってなんかキモーイっ」




76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:10:37.74 ID:hRRwKOSd0
メリーさん「今どこにいるのよ!!」
男「ぇ、あ…いや」
メリーさん「早く帰ってきなさいよ!奥さんと子供が心配しているのよ!」
男「あ…はい……」
――RRRRRR
男「はい、もしもし?」
メリーさん「私、メリーさん…今奥さんとお店の前にいるの」
男「……っ!」




77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:10:47.91 ID:f9nn+qKU0
男「っ!?お前昼間の…どうしてここに!?」

女「中学生ですから夜アソビくらいしますけど、何か?ふふふ、奥さん見つかりましたか?」

男「…ふん、お前には関係ない」

女「またまた強がっちゃって♪死んでたんでしょ?
  18年前の母子惨殺事件だっけ?離婚してなかったら、起こらなかったのかもね?ふふふっ」

男「………ちっ」




79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:12:49.34 ID:f9nn+qKU0
男「お前に…お前なんかに俺の気持ちが分かってたまるかッ」

女「分かりませんよ、おっさんの気持ちなんか、とてもねぇ」

男「ちっ、イライラするガキだ。とっととどっかに消えろ」

女「消えますよ、言われなくてもねぇ♪ふふふっ」

男「ふん」

女「メーリさんのーひ・つ・じっ♪ひ・つ・じっ♪ひ・つ・じっ♪
  メーリさんのーひ・つ・じっ♪まっしーろね~♪」

男「…?」

女「この歌詞、最後まで知らない人多いですよね?ふふふっ♪じゃあ今日はさようならっ」 タタタッ

男「あ、おい!ったく、メリーさんの羊…だと?何が言いたいんだアイツは…」




80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:13:16.77 ID:hRRwKOSd0
メリーさん「私、メリーさん…今貴方の後ろにいるの」
ネトゲ廃人「俺の本当の姿はこのフェンリル(CN)なんだ…」
メリーさん「私、メリーさん…今ログインしたの…」
ネトゲ廃人「おっと、食事の時間だ。ログアウト、ログアウトっと……」




81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:15:04.12 ID:VKuU7S1dO
めりーたんINしたお!




82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:15:19.71 ID:f9nn+qKU0
-4月9日 朝-

青年「おはようございます、調査ですよね?」

男「ああ、もう少し色々と見てみたい」

青年「私も同行させてもらってよろしいですか?」

男「…構わん、代わりに教えて欲しいことがある」

青年「なんでしょうか?」

男「メリーさんの羊ってどういう歌詞なんだ?」




83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:16:30.20 ID:f9nn+qKU0
青年「これまた意外な質問ですね。
   うろ覚えですが確かメリーという女の子が白い羊を飼っていて、ある日学校に羊がついてきちゃうんです。
   生徒はみんな大笑い、先生は怒る…で、羊は学校から追い出されちゃうんですよ。
   でも羊はずっと校庭でメリーが迎えに来るのを待っている、みたいな感じでしたね」

男「ほう…そんな展開をするんだな」

青年「どうして突然そんなことを聞くんです?」

男「何でもない、ちょっと懐かしくなっただけだ」

青年「そう、ですか。では私もついでに質問があります、よろしいですか?」




84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:16:35.94 ID:0A+wIily0
「メリー、クリスマス!・・だめかな?」

メリーさん「・・・ばか・・・」




85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:18:29.71 ID:f9nn+qKU0
男「なんだ?俺は何も面白い話は知らないぞ」

青年「なぜそこまで『メリーさん』という言葉に反応するんですか?
   そしてそれが今更事件となったこの家を訪れる理由と何か関係があるのですか?」

男「…言ってもたぶんアンタは信じないさ」

青年「いえ、恐らくある程度信じることが出来ると思います。
   私はメリーさんに直接会いました。
   目を疑いましたが…かつてのボクの同級生、いえ、更に言いましょう。
   惨殺事件の被害者である娘さんでした」

男「何だとっ!?やはりそうなのかっ!?」

青年「…どうやらあなたもやはり同じような目的のようですね」




86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:20:34.74 ID:f9nn+qKU0
青年「―――なるほど。そちらの事情は分かりました。
  どうやら『メリーさん』とやらはどうもこの家と例の事件に関係があるようですね」

男「信じたくはなかったが…くそ。どうやら何かありそうだな」

青年「間違いなく何かあるでしょう。すると気になるのが1つ…。
   事件前からこの家で目撃されていた通称『死神』の少女は何だったのでしょうか」

男「俺のところに現れた『メリーさん』は間違いなく娘だった。
  ってことはその『死神』は別の…あるいは元からいた『メリーさん』ということか?」

青年「『メリーさん』にも交代があるんでしょうか…いやそれとも『メリーさん』は元から複数いる可能性も…?」

男「まずはもう1度家を調べよう。何か分かるかもしれない」




87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:21:54.67 ID:hRRwKOSd0
メリーさん「そろそろ時代の波に乗らないとね、せっかくだからメールとかで…」
ぴろりぱろぴりろら…

私、メリーさん。今公園の前にいるの

男「……」
ぴろりぱろぴりろら…

>私、メリーさん。最近、旦那が相手してくれなくて困っているの。
メリーさん「…改変するな」
ぴろりぱろぴりろら…

私、メリーさん。とりあえず、今行くからそこにいろ!
ぴろりぱろぴりろら…

Undelivered Mail Returned to Sender

メリーさん「……携帯なんかだいっきらいだ…ぐすん」




88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:22:05.42 ID:f9nn+qKU0
-同日 昼-

青年「ふう、5時間ほど探しましたけど特に気になるものはありませんねえ」

男「元々特に何もない家だったからな。あと残ってるのは地下室だけか」

青年「この家、地下室なんてあるんですか?」

男「ああ、住んでる人間しか知らないような場所に、ひっそりとな。
  まあ地下室と言ってもただの小さな物置だから収穫は見込めないと思うが」

青年「いえ、一応確認しましょう」




90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:25:25.83 ID:f9nn+qKU0
男「くそっ入り口が開かないな…」

青年「これは人為的な原因ではないですね。
   恐らく何年か前の地震で骨格自体が歪んでしまったんでしょう。
   私たちの力ではどうしようもない…何か機械がないと」

男「知り合いが廃品回収の業者をやっている。たぶんそいつに言えば何か借りれるだろう。 
  夜までに借りて戻ってくるから…それまで一時散会でどうだ?」

青年「その方が良さそうですね。私はそれまで事件のことをもう少し調べてみます」

男「決まりだな。じゃ、また夜に会おうぜ」




92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:27:39.42 ID:f9nn+qKU0
-同日 昼過ぎ-

業者「ああん?そんな機械何に使うんだ?」

男「いいじゃねーか、哀れな親父を救うと思って少しだけ貸してくれよ」

業者「まあお前とは付き合いが長いからな、信用も出来る。
   いいだろう。1日だけだぞ」

男「すまねえ。助かるぜ」

業者「…お前、昨日も今日も空き缶持ってこなかったじゃねーか。
   一体何してんだよ?」

男「…『過去』と闘っているんだよ。俺の『過去』とな」

業者「は…?何のことだ?」




93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:29:37.20 ID:f9nn+qKU0
男「さて、機械も借りたし早めに戻るか」

女「やっほー♪なんかゴツイもの持ってるねえ」

男「…またお前か、いい加減ガキの相手は疲れたぜ。無視するからな」

女「にしししっ♪で、それで『地下室』でも掘り返すの?」

男「っ!?…なんで、そんなことまで知っているんだ!?」

女「へー、図星かぁ。単純だねぇ」

男「…お前、一体何者なんだよ」

女「何者?さて…何者でしょうかぁ♪ただのガキんちょですけども?」




95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:31:46.28 ID:f9nn+qKU0
男「まるで俺たちの行動をどこかから逐一見ているかのような口ぶりだな?」

女「…たい」

男「は?」

女「携帯、震えてるよ?ふふふっ」

男「何だと!?…ほ、本当だ!お前…どうしてそれを―――き、消えた!?」

男「い、いつの間に…どこへ行ったんだ!?」

男「………」

男「も、もしもし…?」

?『…あたし、メリーさん。いま、おウチの地下室にいるの』 




98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:32:46.66 ID:5gPmA4XC0
>>95
急 展 開




96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/07(月) 23:32:25.05 ID:cO9SPBNZ0
こえええええええええええええええええええええええええええええええ
おもしれえええええええええええええええええええええ




97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/07(月) 23:32:35.46 ID:hRRwKOSd0
メリーさん「私、メリーさん。電話しても出ないようだからまたあとで掛け直すね」

72件のうち1件を再生しました。

メリーさん「私、メリーさん。まだ帰らないの?携帯くらい持ってほしいんだけど…」

72件のうち53件を再生しました。

メリーさん「雨ふってきたんだけど…ねぇ、まだ?」




・・

・・・




99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:33:48.24 ID:f9nn+qKU0
-同日 夜-

青年「あ、どうも。ちょっと凄いことが分かりましたよ!
   例の『死神』とされた少女なんですが、実はこの家の―――」

男「とりあえずそれは後だ!早く…早くしないと!」

青年「は?何を早くするんです?」

男「急げ、急げ地下室に!何かが、何かがあるんだ地下室に…!」

青年「何か?何かってなんですっ!?」

男「分からん!でも…何か、何かあるんだ!」




100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:35:55.79 ID:f9nn+qKU0
男「機械は1つしかない。俺が地下室への扉をこじ開けておく」

青年「分かりました。ボクは少々気になることがあるので、もう1度この家を調べてみます」

男「…なあ」

青年「なんでしょう?」

男「アンタが見た『メリーさん』はどんな感じだったんだ?」

青年「当時と変わらない…かわいい娘でしたよ。手に『鎌を持っていた』ことを除けばね」




101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:37:12.83 ID:hRRwKOSd0
着信履歴…
ぴぽぱ…
――RRRRRRR
メリーさん「もしもしメリーですけど」
男「あ、私男って言います」
メリーさん「は、はぁ…」
男「いえ、着信履歴があったんで何kブッ…ツーツー…
メリーさん「ストーカー?きもちわるっ…」




102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:37:35.39 ID:f9nn+qKU0
青年「もし…ボクが予想していることが正しいとすれば、『死神』と称された少女の正体は…
   何か、何か証拠は残されていないか!?」

―――コトン

青年「ん、何か落ちたぞ?これは…に、妊娠検査薬か?」

青年「使用期限を見る限り…25年前のもの…」

青年「………」

青年「やはり…この家で目撃されていた『死神』の正体は…」




103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/07(月) 23:38:57.37 ID:cO9SPBNZ0
死亡フラグ




106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:39:55.01 ID:f9nn+qKU0
ガガガガガガッ!! ガキィッ!!

男「よし、やっと開いた!入るか」

男「そんなに地下室は広くない、ライトで照らせば見渡せるはず―――あっ!?」

男「こ、これは白骨死体っ!?大きさから見て…小学生くらいの…」

男「そうか…娘は惨殺犯から逃れるために地下室に逃げ込んでそのまま…」

男「すまない…すまない娘よ。こんな…こんなことになるなんて…くっ…」

男「…違う。おかしいぞ!青年は惨殺された母子は2人とも居間で発見されたと言っていたはず…
  じゃあ…じゃあこの死体は一体誰なんだ!?」

?「―――簡単だ。お前の2人目の娘だよ」




108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:40:55.87 ID:hRRwKOSd0
メリーさん「おなかすいたなぁ…今日はピザでもとろうかな」
――RRRRRR
店員「はい、ピザ★肥えです」
メリーさん「私、メリーさん…今お店の前にいるの」
店員「はぃ?」
メリーさん「あ、しまったぁ!職業病でもうお店の前にきちゃったぁ!」




112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:44:12.94 ID:dJZH6kRfO
>>108
こっち系無きゃ胸つまって死んじまう。
もっとやってくれ




110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:42:15.43 ID:KUalYPpd0
>>1はともかく、hRRwKOSd0がメリーさんを好きなのもよく分かった




109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:41:57.62 ID:f9nn+qKU0
業者「よう。失った『過去』は見つかったか?」

男「お前、業者…どうしてここに」

業者「お前がさっき過去がどうのこうの言うからもしやと思ってきてみたら…ふん、俺を忘れたのか?男」

男「まさか…お前あの時の闇金…」

業者「風貌は変わっちまったからなあ!ふひゃひゃっ!
   お前が路頭に迷ってるのを見た時は笑いが止まらんかったよ、どこまでも惨めな野郎だ」

男「どういうことだ?俺の2人目の娘って何のことなんだよ!?ウソだ!」

業者「まだ分からんのか!?頭が悪いな!」

青年「その男の言うことは恐らく事実ですよ」




111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:43:47.23 ID:f9nn+qKU0
男「何だと!?どういうことだ!?」

青年「離婚された時、奥さんは妊娠していたんです。2人目の娘さんを」

男「そ、それじゃあなんで2人目の娘が最初からいなかったようになってるんだ!?おかしいじゃねーか!?」

業者「最初からいなかったんだよ。だってアイツの分の出生届を出させなかったんだからよ。
   いらねえだろ?すでに別れた後の男のガキなんてよ?」

男「お前…!」

青年「『死神』と称された少女は出生届の出されなかった次女だったんです」




113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:45:18.62 ID:KUalYPpd0
私メリーさん。バックが好きなの。




114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:45:31.47 ID:f9nn+qKU0
男「…降りて来いよ糞野郎っ!」

業者「おっと動くなよ?丸腰のお前らと違って俺はエモノを持ってるからな」

青年「あなたが母子惨殺の犯人ですか…最低な野郎ですね、マリファナ吸ってラリッた勢いで殺したわけですか?」

業者「やかましいわ若造が。あいつらは俺が男を陥れたと罵りやがるから悪いんだよ。
   いつまでも未練タラタラ、『商品』は黙れって殴ってるついに興奮しちまってよ?
   気づいたら庭の手入れ用具で2人バッサリってわけだ、ふひゃひゃひゃひゃッ!」




115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:46:29.27 ID:hRRwKOSd0
>>110
前、友達に『私メリーさん』って何度も公衆電話から電話した。
何回も何回も……そのうち相手が電話に出なくなった。
やりすぎたと思って俺は携帯からそいつに電話した。
「電話?メリーさん?きてないぞ」
まさか、そんな!嘘だろ承太郎…
俺は口に出して言った…
「お前の電話番号……**-**47だよな?」
「バーカ、よくみろ。**-**74だよww」




117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:48:59.89 ID:5gPmA4XC0
>>115
どうなったんだその後www




116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:47:43.99 ID:f9nn+qKU0
業者「それにしても逃げ出した次女はこんなところに隠れてやがったか。
   存在しないことになっている分際で外に出るもんだから『死神』扱いだもんな?
   最期は暗い地下室で衰弱死…惨めな『死神』サマだなあ、おい?」

男「黙れよ。ペラペラ喋ってくれた分、仕返してやるぜ」

業者「もう遅い。時候は成立した。俺を殺す以外にカタキは取れんなあ?
   だが今この状況で飛び道具を持つ俺に勝てない。お前の運命はもう決まってるんだよ!」
 
男「ぐっ…!」

業者「じゃあな、お前の人生にお似合いらしく惨めに死ね!」

男「ちくしょうッ…ちくしょうッ―――」

ジリリリリリッ!! ジリリリリリッ!! 




119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:49:34.22 ID:KUalYPpd0
死神少女キター!!




120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:49:38.53 ID:hRRwKOSd0
メリーさん「私、メリーさん。今、貴方の部屋の前にいるの」
引きこもり「うっせぇよ!!くんなよ!!俺に構うなって言ってるだろ!!」
メリーさん「そんなこと言わないでよ」
引きこもり「もうどうだって良いんだよ!学校いったっていじめられる、部屋から出たって親に煩く言われる…もう辛いんだ」
メリーさん「貴方が出るまでずっと私はここにいるから…」
引きこもり「め、メリーさん……」
メリーさん「辛いのはキミだけじゃないよ。がんばろう…ね?」
引きこもり「お、俺…うん、わかった。俺がんばってみるよ」
――ガチャッ
メリーさん「…ウェルカム(ニヤリ」




121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:49:47.74 ID:f9nn+qKU0
男「な、なんだ?電話…!?」

青年「あ、有り得ない…この家の電話回線は死んでるはず…!?」

業者「ちっ、なんだこの電話の音は?」

ザリ…ザリ…ザリ……

青年「誰か…地下室に近づいてきますっ…」

男「ま、まさか…!?」

業者「ふん、誰もいねえじゃねーか。気のせいに決まっ―――」

ザリッ……

?「…あたし、メリーさん。いま、あなたの後ろにいるの」




127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:51:55.41 ID:f9nn+qKU0
業者「なにっ!?」 ザクッ

男「ッ!?」

青年「っ!?」

業者「ぐっうごあ…ああああああああああああああッ!!!!」 ガタガタッ ドサッ

女「よくも18年前は私のことを殺してくれたわねえ?ふふふ、やっと役者が揃ったわ…
  まずはお前よ?ふふふっ死んじゃえ」 ザクッ 

業者「あぐあっ…ハアハア…うええああッ…ぐ…う……」

青年「メ、メリーさん…いや、女!」

男「な、なんだと!?お、お前が…メリーさんッ!?」




130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:53:10.82 ID:hRRwKOSd0
メリーさん「メリーさんってもう皆知ってるよね、嬉しいけど…やっぱりそれだと電話でてくれないよ…あ、そうだ」

――RRRRR
男「はい、もしもし?」
メリーさん「ちょっと、キョン!いつまで待たせるつもり?アンタさっさと仕度して駅前にきなさいよ!(平野ボイス」
男「マジデスカ!?今いくわっ!」
メリーさん「最近の人間って単純ね…テープレコーダーも捨てたもんじゃないわ…」




131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:54:04.58 ID:f9nn+qKU0
男「あ、有り得ない…だってあの日俺の前に現れたメリーさんは…」

女「『小学生のような女の子』だったでしょ?妹はずっとまだ見ぬパパに助けを求めていたのよ?
  この暗い地下室から、ね…?迎えに来てくれるのをずっと、ずぅっと待っていたのにねえ」

男「ど、どういうことだ!?何が何だかさっぱり…」

女「逆に聞きたいわねえ?本当に事件のこと…あの青年に教えてもらうまで知らなかったの?」

男「なん…だと?」




133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:55:41.03 ID:f9nn+qKU0
女「事件のあったあの日、どこにいたの?あの事件に自分は無関係だって言える?」

男「俺は何もしてない!あの事件の日はっ!たまたま前を通りかかっただけで…
  言い争うが聞こえてきてそれで…あっ!?」

女「通りかかって言い争う声を聞いたんでしょ?で、なんでそのまま素通りしたのかしら?」

男「そ…それは…」




134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:55:48.82 ID:j6jlGdmvO
メリーさん本来のホラーが今ここに・・・

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:56:58.42 ID:5SR9AOsRO
なん…だと…?

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/07(月) 23:57:08.90 ID:xbsnLmj1O
一応靴下くらいは脱いどくわ

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:57:20.94 ID:Z6DW+vqU0
阿部さん「今おまえの後ろにいるぜ・・・」




138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:57:28.75 ID:f9nn+qKU0
女「後ろめたかったんでしょ?ギャンブルで作った借金をチャラにしてもらう代わりに、
  闇金幹部が横槍入れて惚れた自分の妻を、娘ともども渡したんだもんね?
  人間のやることじゃないよねえ。金で家族を捨てたんだもん」

男「…お、思い出したくない」

女「そっかぁ、今まですっかり忘れてたのかあ?良心の呵責による一時的な記憶喪失ってやつカナ?
  最低だよねぇ、どこまで都合よく逃げる気だったのかしら」

男「………」

女「で、売り飛ばされた母子ともども薬中の闇金幹部に見事惨殺されましたっと…」




140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:58:46.67 ID:hRRwKOSd0
メリーさん「よし今日はこの人にしよう…」
――RRRRR
男「はい、なんっすか?」
メリーさん「私、メリーさん…今公園の前にいるの……」
男「メリー……さん…?本当なのか……」
メリーさん「フフフ…」
――ブッ、ツーツー……

男「なんてこった!!!」
男は荒々しくベッドから起き上がりパソコンを立ち上げた

ちょwwwwwメリーさんから電話キタwwwwwwwwwwwwww

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/07(月) 22:09:17.44
メリーさんから電話キタwwwww
****-**-****だから皆で電凸しようぜwwwwww

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/04/07(月) 22:10:30.80
うはwwwwおkwwwwwww

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/07(月) 22:11:52.99
みwwなwwぎwwっwwてwwきwwたww




141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/07(月) 23:59:02.36 ID:f9nn+qKU0
女「さっきたまたま通りかかった、そういったよね?
  違うでしょ。ずっと売り飛ばした家族が気になってたんでしょ?
  でも悲鳴が聞こえても助け出しに行くほどの勇気がなかったんでしょ?
  逃げてばっかり、それがアナタの人生」

男「………」

女「メリーさんは羊を迎えに行きました。だってメリーさんは羊が大好きだったんだもんね。
  でもアナタは大好きなはずの娘も妻も迎えに行きませんでした。本当に大好きだったのかしらねえ?」




142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/08(火) 00:01:15.26 ID:MbAdg+fE0
女「覚えてる?あたしの意識が薄れ行く時に、お父さん電話をかけてきたでしょ?
  あたし、女!いま、家の中で倒れてるの!助けて、助けてって必死に言ったのにどうして無視したのかしらねえ?
  自分でかけたくせに」

男「ち、違う…それは違うっ!」

女「久しぶりね、お父さん。死んでからのこの18年、アナタを恨まなかった日は1日もないわ。
  探し続けたわ、お父さんのこと。ずっと、ずぅっとね…あたしとお母さんが味わった恐怖を刻むために」

男「…う、あううう…」

女「ふん、そんなのだから妹を見た時、あたしと勘違いしたんでしょ?
  捨てた娘の成長なんてもう眼中になかったってことでしょう?」




143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/08(火) 00:01:33.98 ID:jy6RVJt50
メリーさん「この前はVIPPERのバカ共にひどい目に遭わされたわ…
       二度とあんなことが起こらないように次からは非通知でかけることにしようっと…」

――RRRRRRR、ブッ…ツーツー……
メリーさん「……非通知拒否できる携帯なんて携帯なんて……ぐすん」




145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/08(火) 00:02:47.24 ID:n9YKtwpl0
>>143
地味に萌えた




146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/08(火) 00:02:47.41 ID:MbAdg+fE0
女「さあ、お父さん。いまから殺してあげるわ。ふふふっズタズタに引き裂いてあげる」

青年「止めろ女!お父さんを殺しても…そんなことをしても何にもないだろう!?」

男「いいんだ。これで本望だから…俺はずっと、あの贖罪のことばかり考えていた…。これで、いいんだ」

女「そうよ!お父さんは私に殺されなくちゃならないの!鎌で引き裂かれるために今まで生きてきたのよ!
  はははっ!あはははははっ!!」

男「さあ殺してくれ、娘よ。もう…何も未練などない」




148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/08(火) 00:04:21.92 ID:MbAdg+fE0
青年「止めろぉぉぉぉッ!!」

女「もう…遅いんだよ、青年クン。あたし、メリーさん。
  お父さんを殺すためだけに生まれてきた妖怪…化け物なんだから」

青年「そ、そんな…」

女「…死んじゃえ、お父さん。バイバイ―――」

男「…いま、そっちに逝くからな。妻、娘よ―――」 

青年「ダメだぁぁぁぁぁっ!!」 


ザクッ




152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/08(火) 00:05:41.10 ID:jy6RVJt50
――RRRRR
メリーさん「私、メリーさん。今公園の前にいるの」
男「こんな冬空の下にか?」
メリーさん「ほっといてよ…」

――RRRRR
メリーさん「私、メリーさん。今貴方の家の前にいるの」
男「悪い、今出かけているんだ…携帯そろそろ電池きれそうだから…でられないかも」
メリーさん「そ、そう…」
男「玄関のドアノブにコートかけておいたからそれ羽織っておけよ」
メリーさん「……ばか」




154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/08(火) 00:06:01.08 ID:MbAdg+fE0
男「………」 ドサッ

青年「どうして…、こんなことに。女…やっぱり君は女なんだよな?」

女「…ゴメン、青年クン。あの日殺す相手が君でびっくりしたよ…結局殺せなくなっちゃった…」

青年「…い、今まで何人の人間を殺してきたんだ?」

女「分からない…お父さんだけを殺すつもりだったのに、気づいたら私が私じゃないような…
  化け物になっていくのが、分かるの…」

青年「何とか!何とか女を救うことは出来ないのか!?」

女「ダメだよ…私は妖怪メリーさん。電話をかけて人を殺す…化け物なんだから…」




156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/08(火) 00:07:45.32 ID:MbAdg+fE0
女「ねえ…私はこれからも永遠に人を殺し続けるのカナ?」

青年「っ!?」

女「ヤだよ…これじゃあお母さんを殺したあの男と同じ…
  でも!もう私は私じゃないっ!何の罪もない人を…気がついたら毎日殺しているの!
  私はもう私じゃない…ただの化け物メリーさん」

青年「う…くぅッ…」

女「あの事件の日、ただお父さんに迎えに来て欲しかっただけ…それだけなのに。
  メリーさんのように…大好きな羊を迎えにいったメリーさんのように」




161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/08(火) 00:09:13.06 ID:MbAdg+fE0
女「そろそろ行かなくちゃ…青年クンと一緒にいると、いつか『妖怪メリーさん』が青年クンを殺しちゃう」

青年「…必ず、君をこの地獄から救い出してみせるから」

女「ふふふっ嬉しいな…グスッ…なるべく早くお願いね…?ヒグッ…も、もう人を殺すのはヤだよぉ…うええんっ!」

青年「必ずだ、君を早く救ってみせる」

女「ありがとう…お別れ、だね」 スゥッ

青年「…ダメだ!やっぱり行かないでくれ」

女「ごめんね、それ無理。ありがとう、青年クン―――バイバイ」

青年「うああああああああっ!!」

『…あたし、メリーさん。君のことが大好きだったよ』




162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/08(火) 00:09:31.60 ID:jy6RVJt50
――RRRRR
メリーさん「私、メr」
男「悪い、今電車の中だ」
――ブッ、ツーツー……
メリーさん「……」
ぴろりぱろぴりろら

電車どれくらいかかる?
男「…」




165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/08(火) 00:10:48.94 ID:MbAdg+fE0
-エピローグ-

『都市伝説メリーさんの真実!!
 ―――彼女は電話を取るたびに近づいて来る。そして最終的に殺されてしまうという凄惨な結末を迎えることが有名だ。
 しかし唯一殺されることを回避出来る方法がある。それは迎えに行くこと。
 近づいてくるのは彼女が迎えに来て欲しいからなのだ。だから逃げては行けない。
 こちらからメリーさんを迎えに行くこと。それが彼女の希望なのだから』

青年「ふう、とりあえず原稿は出来たっと」

妻「あら、また雑誌の特集?ジャーナリストは忙しいのね」

青年「ああ、まあな。でも…この記事はどうしても書きたくてさ」

妻「へえ、そうなの」




169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/08(火) 00:11:44.98 ID:MbAdg+fE0
青年「ところでさ、陣痛はまだなのか?」

妻「予定日はもうすぐだから、案外今日にでも来るかもね」

青年「娘かぁ…楽しみだなあ」

妻「ねえ…名前なんだけどね」

青年「名前かあ…何か案でもあるのか?」

妻「うん!『まり』にしようと思うんだけどどうかしら?」

青年「ま…り?」




172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/08(火) 00:12:58.79 ID:jyrRtaM6O
まり…だと?




173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/08(火) 00:13:12.33 ID:MbAdg+fE0
妻「なーんか長女!って感じな気がするんだよね」

青年「…いいんじゃないか、素敵な名前だ」

妻「パパとママ、そして娘…3人幸せな家庭にしましょうね」

青年「ああ…絶対に幸せになれるさ、してみせる」

ブブブブブブブッ!!

妻「あら!携帯電話、震えてるわよ?」

青年「あ、本当だ―――っ!?」

ドクンッ!!




174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/08(火) 00:14:10.88 ID:qNZ/KRlP0
                               ヽ`
                              ´
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175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/08(火) 00:14:22.82 ID:MbAdg+fE0
青年「………」

妻「どうしたの?取らないの?」

―――なんだ、この腑に落ちない感じは?

妻「もしもーし?」

―――何か引っ掛かる…。

妻「ねえ、いきなり怖い顔しちゃってどうしたのよ?」

―――あれだ、あの時の女と父親の会話!

女『覚えてる?あたしの意識が薄れ行く中で、お父さん電話をかけてきたでしょ?
  あたし、女!いま、家の中で倒れてるの!助けて、助けてって必死に言ったのにどうして無視したのかしらねえ』

男『ち、違う…それは違うっ!』




176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/08(火) 00:14:56.40 ID:jy6RVJt50
――RRRRRR
メリーさん「私、メリーさん。今…」
?「だぁ…あぁ……」
メリーさん「えっ…」
?「ワンッ…ワンワンッ……」
メリーさん「えっと、わ、わんっ…わわわん、わんっ…」
女「すみません、今子供が勝手に携帯いじっちゃって(汗
  こらパトラッシュ、アンタも勝手に携帯くわえちゃだめでしょ…」
パトラッシュ「クゥーン…」
女「で、どちらさまですか?」
メリーさん「///……いえ、間違えまし…た……」




178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/08(火) 00:16:14.00 ID:MbAdg+fE0
―――当時携帯電話なんてなかった!それにあの家の近くに公衆電話もない!父親じゃない!!
   じゃあ、死に際の女に電話をかけたのは誰だッ!?死に際に女は誰と会話したんだッ!?…まさかッ!?

妻「…私が取っちゃうよ?」

青年「まさか『本物のメリーさん』って…電話に潜んで―――」

妻「はい、もしもし」

青年「取るなぁッ!!その電話を取ったらダメだッ!!」

妻「…へ?」




179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/08(火) 00:17:00.69 ID:MbAdg+fE0
妻「取るなって…あなたの知り合いだそうよ。かわるわ」

青年「…そ、そうなの?」

妻「はい、電話」

青年「気に…しすぎか…」

青年「はい、もしもし…?」




184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/08(火) 00:18:36.63 ID:MbAdg+fE0
?『……ザザ…ジジジ……ガー』

青年「…えっと、どちらサマですか?」

?『…ザザザ……ァタシ…メリィ……サン……ジジジ…』

青年「…ッ!?」

?『…ピーガーガー……ィマ………』

青年「…止めろ…止めてくれ……それだけは止めてくれぇぇぇぇッ!!!」

?『…ィマ……
            

              …ォ腹ノ…中ニィルノ……」

Fin




186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage]:2008/04/08(火) 00:19:03.68 ID:qNZ/KRlP0
うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ




188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/08(火) 00:19:36.83 ID:jy6RVJt50
お腹の中コワスwwwwwwwwwwwwwwwwww




190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/08(火) 00:19:42.28 ID:RvEAWXkLO
うわああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/08(火) 00:20:00.35 ID:Md2NEITz0
やばい・・・
一瞬マジで怖かった




199 名前:1[sage]:2008/04/08(火) 00:20:36.39 ID:MbAdg+fE0
ここまで長々と糞スレに付き合ってくれてありがとう。

かねがねメリーさんを題材に何かssを書けないかと思っていたんだけど、
結果的にホラーなのかサスペンスなのかよく分からない中途半端な感じになってしまった、期待してくれた人には申し訳ない。

若干説明不足のところもあるけど、一応ネタは全て出し切ってるはずなので想像で補える範囲だと思う。
特に1番最後のオチ周辺は読者の想像に委ねたい。
というのもメリーさん(たん)はもはや国民的妖怪ゆえ、全てを固定してしまうのはいささか気が引けたので…。

またなんか書いたら読んでやってくれ。じゃあな、おやすみ(´・ω・`)ノシ





















229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/08(火) 01:11:29.11 ID:Hwjc/a74O
最後、女に電話したのは青年ってこと?




230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2008/04/08(火) 01:46:11.57 ID:Ugt2ie0qO
答えは>>1のみぞ知る











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[ 2010/02/06 09:55 ] VIP創作 | TB(0) | CM(0)
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